超音波で水の流れる量を調べます
- 2014.05.13
- 設備担当
海遊館のLSS(生命維持装置)は、コンピューターで管理をしています。
「濾過装置には、毎時○○○㎥流さないといけませんよ」
「濾過装置を洗浄する場合は、毎時○○○㎥を○○分、逆方向から流しますよ」・・・という細かい条件の下で動いています。
そこで今回、ご紹介のこの商品!
配管中に流れている水の量を手を濡らしたり、配管を切ることなく、測定することができる機械なのです。
バケツを満タンにするには何分必要か?なんて計測する必要はありません。
写真のように配管にアタッチメントをつけて、センサーを2箇所に取り付ければ、あ~ら簡単!
瞬時に測定値が表示されま・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・せん。
実は、測定する前に機械にいろいろと設定値を入力しないといけません。
配管の材質や配管径、流れる液体の種類等々を入力してやっと測定!
と思いきや!最後に取り付けたセンサーの間隔を調整しなければなりません。
慣れれば簡単とは思いますが、毎回やる度に説明書探しから始まります。
といいながらも、各装置を点検や調整するためにはとても重要な機械です。
ちなみにアタッチメントを交換すれば直径1.3cm~5mまでの配管を測定できるようです。