深海の小さな生き物たちVol.7
- 2014.04.20
- 深海の小さな生き物たち , 魚類担当
今日は、世にも奇妙な生き物をご紹介します。
それは、ヤマトトックリウミグモ。
「ウミグモ」は海に生息する節足動物の仲間で、私たちの身近にいるクモの仲間とは異なります。
見ての通り、体の全てが脚だけに見えることから「皆脚類」(かいきゃくるい)とも呼ばれています。
とはいえ、脚だけで体が構成されているわけではありません。
ただ、胴の部分が少なすぎて、収まりきらなかった消化器官などの内臓が、脚の中にまで入りこんでいるほどなんです。
そんな奇妙なヤツが、
ある夜、
なぜか、
活発に動いてた!!!笑
普段はあまり動かないので、思わず動画を撮りました(^^)v
動画でもわかるように、頭から生えている3対の脚は歩行には使われていません。この脚は触覚の代わりや、卵を守る役割などがあるそうです。
ぜひ、運試しに夜の海遊館へ!
運の良いあなたは、きっと歩く姿がみえるはず♪