ツメのお手入れ
- 2014.04.10
- 海獣担当
先日、「南極大陸」水槽で飼育しているオウサマペンギンの雛たちの爪きりを行いました。
自然ではたくさん歩くことで削れ、切る必要はありません。しかし、飼育しているペンギンは陸上での動きが少なく、どんどん爪が伸びてきます。
伸びた爪は岩などにひっかかり剥がれてしまう危険もありますので、定期的に爪きりをしてあげます。
ペンギンの爪は人間と違い、中には血管が通っており、切りすぎると出血します。そのため、動かないように保定することがとでも重要になります。
中途半端な保定では、ペンギンが暴れとても危険。しっかり安定して保定できていると、ペンギンも落ち着きます。
しかし重たい・・・雛といっても体重は約17kgもあります。
ペンギンが落ち着いているうちに、素早くパチっと犬用の爪きりでいきます。
ペンギンの指は片脚4本。出血もなくきれいに切れました。