がんばれ!ちびっ仔!
- 2014.04.30
- 魚類担当
以前からこのブログで何度か紹介している、
最年少のカリフォルニアアシカの「ナミ」ちゃんが、
先日またまた新しい技をマスターしました!
その新しい技の様子がこちら!
これは何をしているところかと言うと、
ガラス越しのお客様に向かってポーズをとっているところなんです!
ちなみ「ナミ」のテンションが上がっていくと、こんな感じになりますw
これまで私は「ナミ」ちゃんに餌を与えていて、
この表情を、なんとかお客様に正面から見てもらうことが
出来ないだろうかと考えていました。
そこで「ナミ」ちゃんと毎日少しずつ練習をして、
ようやくガラス越しのお客様に向かってポーズをとれるようになりました。
今後とも「ナミ」ちゃんをよろしくお願いします!
12月末に生まれたコツメカワウソ・ゴボウとアヤメのこどもたちの名前(愛称)が決まりました!
当館のカワウソたちの名前は植物にちなんだもので、同腹の個体がわかりやすいように決めることにしています。
今回は、アヤメ仔No.1~5(No.4は生まれてすぐに死亡)ですので、番号の数字にちなんだ植物を選びました。
唯一の女の子であるNo.5は「ご」のつくものを考えましたが、女の子らしいなかなかよい植物(関連)がなく、「こ」でも可として、「コノハ」です。
特徴は茶色いお鼻と長い顔。
兄弟に負けていない、気の強い、お母さん大好きっこです。
No.1~3は♂です。
No.1はもともと鼻が茶色だったのですが、だんだんピンクになってきました。その名残が少しあり、まだらもよう。
そして、写真がボケ気味なうえ、こどもたちがぬれねずみ、いやいや、ぬれうそ?なため、わかりにくいのですけども、尾の先が白いです。
彼の名前ですが、「いち」の「い」がかなり出尽くしているので...。
1=ONE=「わ」から「ワラビ」にしました。
No.2は鼻がピンクで、顔はすっきり細いです。
2=TWO=「つ」から「ツクシ」。一番前で貝殻に興味を示しているのが「ツクシ」です。
No.3も鼻がきれいなピンクなのですけど、顔がまんまるで、お父さんの「ゴボウ」にそっくり。一番「文句言い」なのがこの仔。
3=THREE=「す」で「スイカ」。
担当は植物の図鑑を開き、名前を探します。
「これはかわいいので♂の名前らしくないし!」とか「呼びにくいのはだめ!3文字までにして」とか大騒ぎです。
また、当館の他の動物や、よその園館のカワウソたちと愛称がなるべくかぶらないようにしました。
そればっかり考えていたら、冬に生まれたのに、なぜか春夏秋っぽい名前になってしまいました...。
こどもたちは「体感!熱帯雨林」での展示に備え、大きな容器で泳ぐ練習中です。
ぬれうそになっているってことは泳いでるのだと思いますが、係員の誰も、泳ぐ現場をまだ見たことはないという不思議。
みなさま、もう少しだけお待ちくださいね!
2014年3月4日に生まれた、ゴマフアザラシのあかちゃんのお話。
続きです。
あかちゃんは一生懸命おっぱいを吸っていますが、ちゃんと母乳が出ていないと意味がありません。
ミルクが飲めているかどうか、毎日体重測定を行い体重の変化をチェックします。
生まれたときの体重が7.8kg。生後4日目までは1日の体重の増加が150g~300gほどでした。
「おっぱいちゃんと出てるんかなぁ・・・」心配しながら観察を続けていると、
出てます。
肉眼で見て流れているのがわかるぐらいの量が出ています。
またまたまた、ほっと一安心です。
次は映像でご覧ください。
その後、体重は1日に800g~1,200gのペースで順調に増え、生後21日目には21kgにまで成長しました。
変化したのは体重だけではありません。白くてふわふわのあかちゃんアザラシ特有の体毛も抜け始め、ゴマ模様が現れ始めました。
ちょっと寂しいような...でも元気に育っている証拠だから喜ばないと!ですね(笑)
その様子は次回ご紹介します。
ではまた。
春ですねー。
近辺の桜は散り始めましたが、これからどんどんいろいろな花が咲いてきます。
海遊館の「日本の森」でも、いろんな花が咲いています。
<モモ>
中央の屋久杉(作り物)の上を見上げていただくと見られます
<ツツジ>
カワウソ水槽とオオサンショウウオ水槽の間にある通路の上で咲いています。
<ヤマブキ>
<ヤマブキ(八重)>
オオサンショウウオの左隣の水槽を見上げてください。黄色い花です。
八重のヤマブキは園芸種ですがご勘弁を!
残念ながら、花が小さく、しかも、上のほうにあるのでご覧にいただけないのですが、こんな花もありました。
<グミの仲間>
サワガニの滝の上に、ひっそりと。実がなるといいなあ。
花だけではなく、実をつけていました!
<ネズミモチ>
<アオキ>
これからの季節「日本の森」は華やかになりますよ。