海遊館日記

レシピでございます

今日は調餌室から、ある魚の餌づくりレシピをご紹介します。

まず準備するものは、胴が30cmくらいあるスルメイカ。胴の部分を使います。
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耳を取って皮をむき、2cm角に切ります。以前、ロールイカをつかってみましたが、水っぽいのであまりよろしくありませんでした。
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次にエビの殻をむいたもの。ブラックタイガーなどです。これもぶつぎりにします。
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それからアジの切り身。これはこの形で販売されています。アジフライ用かしら?これは皮をむいて、やはり2㎝角に切ります。
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これらをフードカッターでぶ~んと5分くらい混ぜると、素敵なすり身ができあがります!
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これにビタミン剤などを混ぜて、50gのお団子をつくります。50gというのは、●●が餌を吐き出したりした時、量をわかりやすくするためです。
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若い係員たちが団子をつくってるのを見ると、かなりあたふたしていて、いまどきの若者ってあまりお団子とか餅つき体験ってないんだろうな~と思ったり。
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そして、50gのお団子を容器につめてできたー!!おはぎみたいでしょ?
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さて、これを食べるのは??




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マンボウでした。水中で係員が潜水して餌を与えるのは、以前にもブログで紹介させていただきましたね。

マンボウは自然界ではクラゲを食べると言われていますが、胃内容物からはエビとかイカなどが見つかっているそうです。

このマンボウ団子、歴代のマンボウ担当たちがいろいろと改良を重ね、今のような形になりました。現在は1尾あたり300~400g与えています。

全部食べてくれたと聞くとうれしいぞ!!

団子を作りながら、「あー、これを油であげたら...」とか「しょうゆベースのお鍋に入れると...」「アジは入れないほうがおいしいんじゃないか?」などと、心の中で自分が食べることばかり妄想しているのは私だけでしょうか?

作る時間がお昼前でお腹がすいてるんです!!

まあ、家でやることはないんですけど。
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