海遊館日記

2013年6月

クータンお引っ越し

今日は皆さんに少し寂しいお知らせがあります。。。

先日まで海遊館の「アリューシャン列島」水槽で暮らしていた、ラッコのクータンが、故郷である新潟市水族館マリンピア日本海に帰っていきました。

クータンはマリンピア日本海がリニューアルの工事をする間、お婿さんとして、お預かりしていました。

そんなクータンの旅立ちの様子を少しだけ紹介したいと思います。



まず、クータンは6月20日の朝、旅立ちの準備をする為、展示水槽からバックヤードへと移動しました。

バックヤードでは、約一週間、しっかりごはんを食べて、長旅の体力作りをしました。

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そして、お引っ越し当日の6月25日。
 
まずはケージに入ってもらいます。クータンちょっと狭いけど、我慢してね(><;)
と、同時に体重測定。ばっちり、体重増えてます◎

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では、すぐにトラックへ!!

クータンのお引っ越し用トラックは、保冷車なんです。

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中には、クータン専用の台が備えつけられていて、気温は10℃。とっても寒い!!
3名の飼育員が一緒に同行したのですが、クータンと同じ空間にずっといるので、防寒着はかかせません。
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肝心のクータン本人はというと、、、

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よかった☆それなりに落ち着いているようです。

では準備も整い、いよいよ出発!!!!


クータンま~た~ね~!!!!大きく手を振ってお見送りしました。

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この後、トラックは順調に走り、翌6月26日に無事にマリンピア日本海にたどり着きました!

走行時間は、なんと12時間半!!クータンも同行したスタッフも本当にお疲れさまでした。


今、クータンは新潟でお引っ越しの疲れを癒しているそうです。

ラッコはとても、神経質な動物なので、今回のような長旅はとても難しいのですが、本当に無事で何より♪   



クータンのいなくなった水槽は少し、寂しくなってしまいましたが、

海遊館のラッコ達、そして、クータンをこれからも応援よろしくお願いします。

ジンベエザメがやってきた!

ご存知の方も多いと思いますが、6月26日に海遊館に新しい仲間が加わりました!
「太平洋」水槽にデビューしたのは、メスのジンベエザメです。

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その名も・・・

        まだない!!

私達は「新ジンベエ」とか「新個体」とか「NEW」とか呼んでいるのですが、早く素敵な名前を決めてあげないと・・・

今回はデビューしたジンベエザメ「新ジンベエ」こと、「新」ちゃん(仮称)がどうやって海遊館に来たかのレポートです。

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「新」ちゃんは高知県土佐清水市にある大阪海遊館海洋生物研究所以布利センターで飼育されていました。
輸送では大きなコンテナを積んだトレーラーを使います。

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このコンテナに「新」ちゃんが入るわけです。
コンテナへは大きなクレーンとタンカを使って、慎重に移動します。

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吊り上げている時にジンベエが暴れたら大変です。慎重に慎重に移動してもドキドキする瞬間です。

コンテナに入ったら一安心。
ようやく海遊館に向けて出発です。
輸送は真夜中。海遊館へ向けて一路東へ。
輸送中はつきっきりで「新」ちゃんのモニタリングをし、何度も海水を交換したりしながら、できるだけストレスがかからないように寝ずの作業が続きます。
夜が明けて、やっと海遊館到着。

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蓋をあけて、搬入用のコンテナに「新」ちゃんを移動したら、一気に1階から7階まで吊り上げます。
そしていよいよ「太平洋」水槽にデビュー!!

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「遊」ちゃんと仲良くね♪

アザラシの触り心地は?

アザラシを触った感触って、皆様はどんな感じだと思いますか?

アザラシは寒さから身を守るため、体の中にはたくさんの脂肪をもっています。
そのため体を指でツンツンすると、とてもぷよぷよしています。

また体の表面はツルツルしていると思われがちですが実は...

見た目にはなかなか分かりませんが、意外なことに少し脂っぽくベタっとしているんですよ!

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そんな中でも、一番のベタ男くんは「ネロ」です。

そのためネロが寝ていた場所を掃除する時はなかなか汚れがとれなくて大変なんです。
我々人間と一緒で脂性の体質をもったアザラシもいるんですね。


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そんなベタ男くんのネロですが、メスのアザラシには結構もてるんですよ!!

コツメカワウソのハチとミミ

「日本の森」のコツメカワウソ。

今年6月7日号の「海遊館日記」にて、現在展示中の"わんぱくフォー"の健康診断についてお知らせしましたが、無事終わりました!

この健康診断の期間に活躍してくれたのは、ミミとハチ。
ミミは、今回、「日本の森」初デビュー。ハチは、"わんぱくフォー"の兄貴分(実は叔父)で、以前は"わんぱくファイブ"の一員でした。

ハチとミミは、以前からバックヤードでも同居しています。

ミミはマレーシアで保護された個体で、年齢は一応6歳ということですが、頭に白髪あったりして、年齢不詳です。
まるっこくて寸詰まり(褒め言葉ですよ)です。動きが速いので、写真がぶれております。
ごめんなさい。

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ミミはたいへん人間が好きで、また、足の間にはさまるのが大好きです。じっとするのはこの時くらい。

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足の間に入りたいミミ。人間だけでなく、当館のいろいろな雄たちと同居した際に、やはり足(後肢)の間に入ろうとして、怒られまくり、同居しても数時間で破局するということが続きました。
カワウソの足の間ってすごく短いですしね...。ミミに足の間に入られて、こける雄もいましたよ。
しかし、ハチとは波長があったらしく、足の間に入ってもOK。ハチもミミが異常?に大好きで、ひとときも離れたくない2頭なのでした。

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「日本の森」で過ごしたのは3日間だけでしたが、ミミはおそらく人工保育で育ったと思われます。深いプールは初めてで、こわくてとうとう入水することはできませんでした。一方、ハチは、久しぶりに見るアユに夢中!1頭で泳ぎに行ってしまい、ミミは一人っきりになってしまいました...。破局の危機??


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でも、そんなミミのために、ハチはアユを取ってきて、渡していました。

そのアユ、餌ちゃうけどな!ハチのやさしさに免じて許しましょう。

これで気分も新たに、目指せ繁殖!

イルカ通信6月号~健康管理のお話~編

ここのところグッとくるイルカニュースがあまりなくて、サボってしまっていました。
お久しぶりのイルカ通信です。

カマイルカ「キール」が頑張っているお話です。
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イケメンだけどわがまま、でも人一倍まじめなキール。
いつもカッコ良くジャンプをキメてくれます。
お食事タイムにはトレーニングにも集中して取り組んでいます。

海遊館では、イルカやアシカ、ジンベエザメなどいろいろな動物にトレーニングを行っています。
このトレーニング、やり方を説明すると長くなるので省略させていただいて、今回はトレーニングの目的だけ...

トレーニングの主な目的は、生き物の健康状態を知ることです。

トレーニングにより、生き物たちを無理に捕まえたり押さえたりせずに楽な状態で健康チェックを行うことができます。

よく行っているのは、採血や体温測定、爪切り、体に触れるといったことですが、キールの健康状態を知るために行えることが最近ひとつ増えました。

それは「胃液の採取」です。
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細いチューブを口から入れて、胃液を採取します。
自分がされたら「うっっっ・・・」となりそうですが、キールはチューブを胃の方に進めてくれます。

これで何が分かるのか...
外から見えない胃の中の状態がどんなふうになっているのかを知ることが出来ます。
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胃液が取れました!
朝一番のお食事を済ました後だったので、消化途中のものがまざっています。
胃の中に何も入っていない状態の朝一の胃液を採取できたら、獣医に見てもらい、診断してもらいます。

キール、がんばったね~!!!!

こうやって動物たちの健康状態を知って、異常があればすぐに対処します。

日頃からトレーニングすることで、動物たちが嫌な感情を持たずに何でも出来ること、係員に危険が及ぶ可能性を低くできることはとても大切なことです。













奇跡の1枚

朝、館内の見回りをしていたところ、「瀬戸内海」水槽でこんなことが。

【写真1】

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【写真2】

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どうですか、見事な"M"です。
この2匹、ずっとこのままの形で固まっていました(笑)

この魚は、ホタテウミヘビです。
ウミヘビというと、海に生息し毒を持っている爬虫類のウミヘビを思いつくかもしれませんが、魚にも、アナゴの仲間にウミヘビという種がいます。

普通は砂の中に潜って頭だけ出しているのですが、偶然が偶然を呼び(もしかしたら求愛?)、奇跡の1枚が撮れました。

クレーンの点検

クレーンは月1回の点検が法律で義務づけられています。

また2年に1度、性能検査(自動車でいう車検のようなもの)があってこれをクリアーしなければ、使う事が出来なくなります。

海遊館の生き物たちは、主に大型エレベーターを使って運ばれますが、巨大なジンベエザメはクレーンを使わなくては水槽に入れることが出来ません。

頻繁に使うものではないですが、いざという時は大活躍してくれます。

① ジャーン! 最大30トンを吊上げるクレーン

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② ボルトに緩みが無いかを調べます。

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③ 汚れもきれいに

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④ 最後は試運転

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⑤ このビッグな扉から入ってきます

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⑥ 通常はこのエレベーターを使います(これでも3トンまでは載せられます)

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リサイクルしてるんです。

ペンギンは鳥類なので、卵を産みます。

海遊館で飼育しているペンギン達も繁殖期には毎年、産卵していますが、産んだ全ての卵が受精卵ではありません。

残念ながら半分以上は未授精卵なんです。さらにそこから無事、雛として誕生するのは、さらに半分程度...。

そこで、海遊館では、少しでも孵化率を上昇させるため、本物の卵と偽物の卵を状況によって使い分けています。

例えば、抱卵中、卵を割ってしまう可能性が高いペアには偽物を抱かせ、本物は温度・湿度が一定に保たれた孵卵器(ふらんき)に収容します。

今回ご紹介するのは、海遊館で使用している偽物の卵の作り方です。

まず、未受精卵を電動工具を使用し、穴を開けます。
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中身を針金やピンセットを使用し掻き出します。

この写真の卵の中身は腐敗が進行しており、少しグロテスクなので割愛させて頂きます。。。

次にこの穴からシリコンを注入します。

空洞が出来ると割れやすくなるため、少しづつ注入するのがポイントです!
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そして数日間かけ最後まで注入すると...
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質、重さも本物同様の卵が出来上がりです!!!

未受精卵でも捨てることなく、こうして活用しているんですよ。

これも立派なエコですかね☆

暑い日は「新・体感エリア」で寒さを体感しよう!

これから暑い夏がやってきます。
今回はそんな夏にぴったりの「新・体感エリア」北極圏ゾーンをご紹介します!

まず、「ふわふわクラゲ館」を見た後に北極圏ゾーンへの入口から新設された通路へ。

ここは両サイドがミラーになっていて、天井部の擬氷が果てしなく広がり、まるで北極の海中を散歩しているかのような気分になります。

ミラー越しに写真を撮るのもよし、海中にいる自分を妄想してもよし!でも北極気分を味わい過ぎて、後ろから来る人にぶつからないように注意してください!
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通路を出ると、天井部のドーム型水槽が目に入ります!

見上げれば好奇心旺盛なワモンアザラシたちが顔を覗かせるので、みなさん、ワモンアザラシに夢中ですが、ドーム型水槽の周りも忘れずに見てください!

血液中に不凍たんぱく質をもち体が凍らない不思議な特徴をもつアークティックコッドや、ダンゴウオの仲間で最も大きくなるランプフィッシュ、「流氷の天使」と呼ばれるクリオネなど、海水温が0℃以下になる厳しい環境下で暮らすさまざまな魚類や無脊椎動物を7つの水槽で展示しています。

こちらの天井部や壁、水槽内にも擬氷があり、北極海を満喫できますよ。

《アークティックコッド》
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《ランプフィッシュ》
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《壁の擬氷》

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海中散歩を満喫した後、エスカレーターで3階から4階へ上がると、ワモンアザラシが氷上で暮らす様子を見ることができます。

ここではワモンアザラシと同じ寒さ、におい、氷をかく音、などを間近で体感できます。氷上でのんびりゴロゴロするワモンアザラシを見て癒されてください。

《ワモンアザラシ》

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「むし暑いなあ」ってときには海遊館の「新・体感エリア」北極圏ゾーンで寒さを体感して、真夏をのりきりましょう!

登竜門!

普段、動物たちのトレーニングを行う際に使用するホイッスル(犬笛)について、以前にも紹介したことがあると思います。

今回はホイッスルに通すヒモを紹介します。

私たちベテラン?組が使うヒモは自由に選ぶことができ、とてもカラフルです。

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しかし、新人の飼育係が使うヒモは、暗黙の了解で写真のような極太のヒモを使います。

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またホイッスルは、ある程度動物たちに慣れて餌を与える事が出来るようになってからはじめて支給される"憧れ"のものなのです。

なので、ホイッスルの重みを感じてもらいたくあえて目立つ極太のヒモを使うようにしています。

いわば、登竜門みたいになっているんです。

すっきり~♪

例年実施している「日本の森」のメンテナンス。

今年は6月に休館日がありませんので、オープン前に少しずつ行っています。今日は竹やぶを中心に職人さんに剪定してもらいました。

実施前はこんなにもしゃもしゃでしたが...。
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実施後はこんなにすっきり!
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切った竹はけっこうな量で、長さが3m以上のものもありました。
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竹の一部はカワウソやアカハナグマのおもちゃにしたいと思います。

これで夏の準備はOKかな?

ゴマフアザラシのあかちゃん成長記録「名前が決まりました!」

今年の3月24日に海遊館で生まれたゴマフアザラシの男の子。お母さんアザラシが上手にミルクをあげられなかったので、飼育係員が親代わりとなって育ててきました。
※詳しくは過去のブログをチェック!

4/4号 新しい仲間が増えました!
https://www.kaiyukan.com/blog/2013/04/44.html

4/6号 ゴマフアザラシの赤ちゃん 成長記録
https://www.kaiyukan.com/blog/2013/04/post-123.html

4/11号 ゴマフアザラシの赤ちゃん成長記録「ひなたぼっこ♪」
https://www.kaiyukan.com/blog/2013/04/post-129.html

4/16号 ゴマフアザラシの赤ちゃん成長記録「衣替え」
https://www.kaiyukan.com/blog/2013/04/418.html

4/23号 ゴマフアザラシのあかちゃん成長記録「日光浴デビュー」
https://www.kaiyukan.com/blog/2013/04/post-136.html

今日は皆さんにご報告があります。愛称が決まりました!

その名は・・・

『ニコ』です。
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名前の由来は体のゴマ模様の中にニコッと笑ったようなスマイルマークがあるから。

これです。
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「みんなに幸せな笑顔を運んでくれるようなアザラシになって欲しい」という思いを込めて名付けました。

現在はバックヤードにて魚を食べる訓練中です。

最近やっとシシャモを係員の手から食べられるようになりました。

はやく他のアザラシ達と同じサバやアジを食べられるようになればモンタレー湾水槽にデビューする予定です。

それまではブログでの応援よろしくお願いします。
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「みんな、スマイル~☆」

イカ・イカ・イカ

海遊館6階の特設展示水槽には、上層にアオリイカ、底の方に最近搬入したカミナリイカがいます。

こちらがアオリイカ。
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そしてカミナリイカです。
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この水槽をご覧になるお客様からは「綺麗~」という声よりも「美味しそう~」という声のほうがよく聞こえてきます。

イカは「見る」よりも「食べるもの」のイメージが強い生き物です。

食卓や加工食品などで身近な食材ですが、泳いでいる姿をなかなか見ることはできません。

水族館で飼育できるイカの種類は少なく、世界中で知られている約450種のイカのうち、ごくわずかです。

イカは水族館では展示するだけでなく、飼育生物の餌にも使われています。

餌に使っている冷凍のスルメイカは、そのままラッコやシュモクザメの餌に、小さな魚たちには小さく切って与えます。

海遊館では生き物の餌にイカだけで一日に30kgくらい使っています。

餌用のスルメイカがこちら。

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 そしてイカの切り身。

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今の季節はイカ達の産卵時期。カミナリイカの産卵に続いて、アオリイカも産卵しています。

カミナリイカの卵です。

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 アオリイカの卵。

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イカ達も次の世代へ命をつないでいます。

ある日のパタ

とある日、アリューシャン列島水槽を覗きこむと

そこにはラッコのパタがおりました。

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今日もパタはかわいいなぁ♪

んっ??でも何かを隠していそうな表情。

飼育係「パタ、何隠してるん??」

パタ「な、何も隠してないよ!汗」(手ふりふり)

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飼「あれ?今、何か脇のところにいっぱい氷見えたけど?!」

パ「しまった!バレた!!!でもこれ私のんやから、絶対あげへんで!(ふんっ)」

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・・・と言っていそうな気がしました。(笑)

ちなみに、ラッコの脇には「ポケット」と呼ばれる皮の弛みがあり、パタはそのポケットに氷をたっぷり入れるのが大好き♡

こちらが何も入っていない時の脇です。

上の写真ではポケットがとても膨らんでいるのがお分かりいただけますか?

それじゃぁパタ、私は氷取らないからゆっくり食べてね

近畿の仲間が集まりました

6月12~13日、海遊館で公益社団法人日本動物園水族館協会の近畿ブロック水族館飼育係研修会を開催し、当館を含む10園館20名の参加がありました。

1日目は研究発表と情報交換会、2日目は施設見学を行います。
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当館からは「リスザルの人工哺育」と「"新・体感エリア"北極圏ゾーンについて」の2題を発表しました。

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発表をするためには要旨作成や資料、現行の作成、そして本番より恐ろしい発表練習(どんな質問をされても困らないよう、先輩たちがかなりつっこんだ質問をしまくる)など、準備がたいへんなのですが、勉強になったのではないかと思います。

某係員は前日に風邪をひいてしまい、たいへんハスキーな声での発表となりましたが、発表した2人とも質問にきちんと答えることができ、ホっといたしました。

もう子供の発表を見守る父兄の気分...。

しかし、今回はどの園館も若い人の参加が多く、まぶしいなあと思う会でございました。

めざせ!夏ボディー!

これから夏に向けてカリフォルニアアシカ達は繁殖のシーズンを迎えます。

そのためオスのカリフォルニアアシカは、メスに強い自分をアピールするため、

夏が近づくにつれ、どんどん体重が増えて体格が良くなっていきます。

海遊館の「モンタレー湾」水槽で生活しているオスのカリフォルニアアシカ「ルーク」も

繁殖に向けて体格がどんどん良くなっています。

ちなみにその写真がこちらです。

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今年の6月上旬に撮影した写真です。

現在ルークは体重が250kgを超えて、さらに体重を増やしています。

これまでの繁殖シーズンでは、最大300kg近くまで体重が増えたこともあります。

しかし、カリフォルニアアシカは繁殖シーズンが終わると、

逆にどんどん体重が減って行き、冬にもっとも体重が軽くなります。

ルークもその例外ではなく、冬になると体重が減っていきます。

そのルークを撮影した写真がこちら、

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今年の1月に撮影した写真です。

この頃の体重は約195kgです。

1枚目の写真と比べると体がずいぶんほっそりとしていますね。

このように成獣のカリフォルニアアシカのオスは夏と冬で100kg近く体重が増減する生き物なんです。

ルークには真夏に向けてさらに体重を増やし、

迫力満点の夏ボディーになってもらいたいですね!

ラブラブはイカが~??

海遊館6階の特設展示水槽にカミナリイカが仲間入りしました。

カミナリイカは、水槽を広く泳ぐアオリイカと違い底層で砂や岩に擬態していることが多く、体にキスマークのような模様があるのが特徴です。

この模様からKisslip cuttlefishという英名もつけられています。

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展示を開始して2~3日たった時、水槽を見に行くとなんと全尾ペアになってラブラブ(#^.^#)

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ペアを組むと常に寄り添っています。もちろん餌をとりに行くときも♪

そして、そんなラブラブなカミナリイカの愛の結晶が!!

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はやく赤ちゃんイカが見たいな~と温かく見守る担当でした。

こんなところに来ちゃいました!!つづき

さてさて、気になっていた方もいらっしゃると思います。
先日のお話の続きです。お待たせしました。

明らかにしていませんでしたので、私のミッションを発表しておきます。

私のミッション:ヘリコプターに乗って空からスナメリを発見せよ。

大阪湾の上空を2日間にわたってミッションは行われました。
1日目は天候はとてもよかったのですが、海況(波の様子)があまり良くなく、水面に白波が立ってしまいました。
全ての波がスナメリの姿に見え、結局スナメリを発見することができませんでした。

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2日目、天候もよく、海況は水面がまっさらで波のない、最高の状態でした。
調査地点についてすぐに、真っ青な海に白いものが・・・
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スナメリ発見!
どうやら親子のようです。
まだ小さいので、今年生まれたのかもしれません。
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最初の発見から、つぎつぎにスナメリの姿を確認することができました。

大阪湾、知れば知るほどおもしろい場所です。


今回は関西テレビの方々のお声掛けでこのミッションを行うことができました。
とても貴重な体験をありがとうございました。

今後も何らかの形で空からスナメリの姿を追うことができればいいな。。。。。。。




嬉しいお知らせ

アカハナグマの繁殖準備のため、4月20日からリンゴ(♂)とイチゴ(♀)の同居を開始したと、4月22日号のブログでご報告しました。

あれから1ヶ月ちょっと。

どうなったかといいますと、日中見ている限りでは相変わらず仲があまり良くない2頭。

交尾も見られず、餌の時間にはケンカになったりもして、諦めかけていたんですが、諦めきれず獣医にイチゴのエコー検査をお願いすることにしました。

お腹をよーく調べてもらうと、...なんと妊娠していました!!!

2頭の胎児を確認。心拍もしっかり確認することができました。

全身が映っていませんが、真ん中あたりで心臓がしっかり動いています。感動的です。

ハナグマの仲間は2~7頭のこどもを産むと言われています。昨年、イチゴにとって先輩のアズキは3頭のこどもを生みました。

もしかしたらまだどこかに赤ちゃんが隠れているかもしれないけど、最低2頭はいるとのこと。

こちらは胎児を上から見たエコー写真。右側が頭で左側がおしり!わかりますか?周りの黒い部分が羊水です。

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これまで以上にしっかり栄養を与えて、適度な運動をして健康的に過ごしてもらい、無事元気な赤ちゃんが生まれてくることを祈るばかりです。

以布利センターの設備メンテナンス

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我々、設備チームは年に3~4回、高知県土佐清水市にある海遊館・以布利センターへ設備メンテナンスに行きます。
以布利センターには色々なLSS装置(ライフサポートシステム:生命維持装置)があり、定期的にメンテナンスが必要です。

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濾過装置の内部を点検したり。暗いよ~狭いよ~怖いよ~の世界を味わいます。

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汚れでつまっている配管を分解清掃したり。海遊館とは違って、屋外なので雨天は大変、特に梅雨時は!河童になった気分です。

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塩害も半端ではありません。あらゆるところサビ!サビ!

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サビを落としてみると?ヤバイ!ペラペラになってしもたぁ~!どうしよう・・・、と色々な刺激を受けながら作業が進みます。

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最後は以布利川のニシキゴイに癒され、マンボウ焼きに下鼓を打ち、帰路に就きます。

ワモログ☆その5

ワモログ更新します。
今日紹介するワモさんは「モヤ」くんです。
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北極圏ゾーンの半球水槽下側から撮ってみました。
小さくて見づらいですか?では顔をアップで・・・
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目をつぶって瞑想にふけっているようなポーズですね。
(あ、ちなみに目の横にある黒い点は耳。アザラシには耳たぶがありません。)
モヤは推定年齢4歳のオスで体重は約41kg。
性格は4頭の中で一番マイペースです。
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年齢が近いせいかユキのことをとても慕っていて、行動を共にしていることが多いモヤ。
ユキが上陸すれば一緒に上陸し、水に入れば一緒に入る・・・といった具合です。
アザラシはお互いの体が触れることをとても嫌がる動物と言われていますが、ユキとモヤに関してはこれが当てはまらないようで、雪の上で一緒にゴロゴロしていることもあります。
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(手前がユキ、奥がモヤ)

さて、これで海遊館のワモンアザラシ4頭全てを紹介したことになります。
アラレちゃん、ユキちゃん、フブキくん、モヤくん。
何かお気づきですか?
そう、みんな天候にちなんだ愛称なんです。
とても個性の強い4頭なのでぜひ見分けてお気に入りのワモさんを見つけて下さいね。


団子というよりも...

広報チームから「カワウソ団子だよー」と、日本の森のコツメカワウソの写真をもらいました。
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わんぱくフォーが重なってます!

右の1頭、変な体勢でいるのはなぜだろう(笑)?

冬場は上に照明があり、暖かいアクリル前の岩場で寝ているのですが、夏場はこの木の上にいることが多いです。

涼しいのでしょうね。

しかし、団子というよりは、餅のような気がするのは私だけでしょうか?

それもつきたててで、でろーんと溶けかけた餅。
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現在、カワウソたちは順番に健康診断を行っており、残るはこの4頭だけとなりました。

そのため、近々、短期間ではありますが、わんぱくフォーはバックヤードに移動する予定です。

きっと獣医から「お前ら太りすぎ!!」と怒られるだろうなあ...。

毎日快腸!?

「モンタレー湾」水槽で生活しているゴマフアザラシの最長老、その名も「ジャブ」。

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人間に例えるとゆうに還暦を越えていますが、とても元気です。まあ動きはご老体なのでゆっくりですが...。

ところで、健康状態を把握するのにとても重要なものの一つが、実は「ウンチ」を見ることなんです。

「ジャブ」はとてもいい「ウンチ」を毎日しており、快腸です。

で、実物の「ウンチ」の画像がコチラ!






...お食事中の方もおられるかもしれませんので、掲載は控えておきます(笑)

ちょっと休憩

「新・体感エリア」のモルディブ諸島ゾーンにあるタッチングプールでは、サメやエイたちと触れ合うことができます。

サメやエイたちも一日中触れ合っているとさすがに疲れるようで、時々こんな風に休んでいます。

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水槽中央で休んでいます。

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砂に隠れたつもりで休んでいます。

このように休んでいるサメやエイたちを見つけたら、そっと休ませてあげて下さい。

オシャレは足元から!?

現在、「南極大陸」水槽で暮らすキングペンギンは換羽の真っ最中です。
換羽とは、1年に1度全身の羽根が抜け換わり、奇麗になることです。

換羽はたくさんエネルギーが必要になるため、換羽前には普段の1.5倍ぐらい太ります。
そして全身の羽根は立ちあがってきて来ます。
そうすると、個体管理のため翼に装着しているIDバンドがきつくなってきるため、外してあげます。

じゃあ、IDバンドがなくったら識別できなくなるじゃん!
と思われがちですが、大丈夫そんな時はこれ!!爪にご注目☆
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そう!まさかのマニキュア♪
緑の他、ピンクや黄色、オレンジ、白など色は様々。

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お世辞にも奇麗とは言えない塗り方ですが、こんなペンギンを見つけたら足元にもご注目下さい♪♪♪

屋上にて。

「新・体感エリア」のモルディブ諸島ゾーンのタッチングプールに、ウミガメの子供も展示しています(さわっていただくことはできないのですが)。

ときおり、飼育係員がウミガメをつかまえて、バケツに入れてどこかへ連れ去ることがあります。

これは、ウミガメの健康管理のため、日光浴につれて行っているのです。

場所は、「新・体感エリア」のある海遊館エントランスビルの屋上。

日光浴中は飼育係員がそばについていますが、ウミガメの様子を観察する以外にとりたててすることはありません。

なんだか校舎の屋上で授業をさぼってるみたいな気分です。いや、けっしてそんなことはないですよ。いたってまじめなお仕事中です。

エントランスビル屋上は非公開エリアのため、間近にウミガメの日光浴を見ていただくことはできませんが、ちらっとのぞき見するチャンスはあります。

「アクアゲート」水槽をぬけて日本の森へ上がる長いエスカレーターの途中で、エントランスビルの屋上が見えるスポットがあるんです。

もし屋上でヒマそうにぼんやりしている(ようにみえる)飼育係員を見かけたら、それはきっとウミガメの健康維持に非常に重要な任務を遂行中の姿ですから。

しかしまあ、屋上でのひととき、のんびりしてええもんですなあ。

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春の特別講座「こんな水族館あったらいいな」

今回の海遊館春の特別講座は、「こんな水族館あったらいいな」がテーマで、自分の思い描く未来の水族館の絵を描いてもらいます。

と言ってもいきなり描いてもらうのではなく、水族館の歴史を少しだけ知ってもらったり、海遊館の中を探検してたりしてイメージを膨らませてもらいます。その後、絵の製作にとりかかります。

出来あがった絵を見てあらためて思うのは、子供さんたちの発想の豊かさです。

高層ビル全体が大きな水槽で外からも見ることができたり、球状のカプセルに乗ってふわふわ大水槽の中を漂ったり、などなど。

大人の堅い頭(特に私の場合そうです。)ではとても思い浮かばないアイデアに感心させられます。

参加者のみなさんの作品は、海遊館内の企画展示室に期間限定で展示します。機会があれば、ぜひ覗いてみて下さい!

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ラッコ達の食事情~パート3~

以前の食事情ではラッコたちが食べている餌やおやつなどについてお話しました。

とてもグルメなラッコたち。今回はそんなラッコ担当者ならではの餌やりの苦労話を聞いてください!!

ラッコたちの餌やりはとても大変です。

なぜかって?

実はラッコたち、好き嫌いがとーっても激しいんです!!!

ラッコたちは本当にグルメで、嫌いな餌は食べずに捨ててしまい、逆に大好きな餌は他のラッコから奪ってしまうこともあります(@△@;

パタは、恋のライバル(?)のエレンから奪い取った餌を大好きなクータンにプレゼントしてしまうこともしばしば・・・

パタがクータンに餌をプレゼントする様子がこちらです。


ね、一度口に入れた餌をわざわざ出して、クータンにプレゼント!

このため、餌やりの時間の水槽内は、「エレンお願いやからこれ早く食べてぇ(><;)」とか、「あっ、クータン!!パタのアジとったらあかんっ!!!」とか、飼育員の悲しい叫び声がこだまします。。。

とまぁ、こんなわけで本当に大変なんですよ!(汗)

ラッコたちは健康管理のために食事の量が一頭一頭決まっているので、取ったり・取られたりした時は、後で飼育員が調整しているんですが、ラッコたちはきっとそんなことには気づいていないでしょう☆

ラッコのお食事タイムには、自由奔放なラッコたちと、彼・彼女らに翻弄される飼育員の姿が見られるかもしれません♪(笑)

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